頑張る佐渡の生産者の逸品を取りそろえ、佐渡の良さを実感してもらえる。
そんな想いから、佐渡の産直ネット「さどまるしぇ」が始まりました。
─自然が作るクリーンルーム─
島だからこそできる安心・安全
四方を海に囲まれ、暖流と寒流の交わる接点に近い佐渡は海の幸、山の幸に恵まれた自然豊かな土地です。
また、本土から40km弱離れているため工場排気・自動車排気の影響も少なく、クリーンな自然環境を保っています。
食の安心・安全が求められている今、きれいな土地、きれいな空気、きれいな水が育む農作物を、自信を持ってお届けしています。
江戸時代、佐渡金銀山の発展で増えた人口を支えるため、佐渡の中心部に広がる国仲平野の水田から海沿いや山間深くの棚田まで、佐渡全域に田んぼが広がりました。
高度経済成長期に従来農法による環境負荷増大への反省から、朱鷺を中心とした生きものが暮らしやすい“生きものを育む農法”を実践しています。
化学肥料や農薬を5割以上削減した稲作“5割減減栽培”やネオニコチノイド系農薬の不使用など、安全でおいしい佐渡米をお届け出来るように島をあげて取り組んでいます。
─対馬海流が育む青果物─
温暖な気候と豊かな実り
佐渡沖を流れる対馬海流の影響から、本土に比べ気温が冬は1~2度高く、逆に夏は1~2度気温が低いため、過ごしやすい気候です。洪水や台風による大きな被害も少なく、農業に適した土地柄です。
こうした環境の下、おけさ柿、ル・レクチェ(西洋なし)、いちじく、りんご、サクランボ、みかんなどの果樹、いちごやスイカ、様々な露地野菜など多様な栽培が取り組まれています。
佐渡といえば「おけさ柿」と言えるほど、大きくて甘く種がない柿が有名ですが、最近は“黒いダイヤ”と称されるいちじく「ビオレ・ソリエス」や、少数ながら無農薬で栽培されるレモン、同じ島の中でりんごとみかんが栽培されている事など、フルーツ好きな方々からの注目度も増しています。
─鴬や十戸の村の能舞台─
農村ごとに舞う薪能と伝統工芸
畑仕事や田植え時に謡曲を口ずさんでいたほど、生活に浸透している能。
佐渡は能舞台が多く現存で30以上(全国の半分)、かっては200以上と村々に能舞台がありました。
農作業の終わった夕暮れ、燃え上がる薪の明かりの中で、豊作祈願や奉納神事として人々の想いを乗せて能が舞われました。
現在は4~10月まで、各地の能舞台で幽玄の世界を楽しむことができます。
農村文化華やかな佐渡では伝統工芸もまた盛んでした。
佐渡金山より産出する酸化鉄を含む鉱物を活かした「陶器」や、使い古した木綿を裂いて織る「裂き織り」、佐渡の良質な竹を使った日用品からアクセサリーまで様々ある「竹細工」など、佐渡ならではの一品物が多くございます。